藤
by うまじ~ - 11 月 24th, 2008.Filed under: 十行随筆.
花はそれぞれの色、形、大小、匂いなどか
らイメージが違ってくる。牡丹=豪華、梅=
気品、水仙=清楚、菫=可憐、etcだ。
藤はどうだろう。私は艶やかさを感じる。
その色や長く垂れ下った花穂は、豊満な女
性の体や京都祇園の芸妓を連想させ、また、
歌舞伎舞踊・人形・大津絵などの「藤娘」の
艶姿には、男の心を惹くものがある。
藤房に觸れし火照りは身のうちに(横野茅
花)―『図説俳句大歳時記』・角川書店―
平成13年6月