唄われよーわしゃ囃す/恋の八尾はおわら
雪の中/キタサノサードッコイサノサーサ。
哀調を帯びた胡弓の音色と絶え絶えの声を
引いた歌い手の声が高まる。編傘を被った男
女の踊り手の列は、ゆったりした動きでぼん
ぼりの灯るゆるい坂道を静かに下って来る。
傍らにいるのは「あなたと一度きりでいいか
ら風の盆に行ってみたい」と言った、小説「
風の盆恋歌」の女主人公えり子ではなく、酒
と俳句をこの上なく愛する老友だった。
十行随筆 2008年8月
囃す(はやす)
唄われよーわしゃ囃す/恋の八尾はおわら
雪の中/キタサノサードッコイサノサーサ。
哀調を帯びた胡弓の音色と絶え絶えの声を
引いた歌い手の声が高まる。編傘を被った男
女の踊り手の列は、ゆったりした動きでぼん
ぼりの灯るゆるい坂道を静かに下って来る。
傍らにいるのは「あなたと一度きりでいいか
ら風の盆に行ってみたい」と言った、小説「
風の盆恋歌」の女主人公えり子ではなく、酒
と俳句をこの上なく愛する老友だった。
十行随筆 2008年8月
囃す(はやす)
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