踊 おどり

| | コメント(0) | トラックバック(0)

 唄われよーわしゃ囃す/恋の八尾はおわら

雪の中/キタサノサードッコイサノサーサ。

哀調を帯びた胡弓の音色と絶え絶えの声を

引いた歌い手の声が高まる。編傘を被った男

女の踊り手の列は、ゆったりした動きでぼん

ぼりの灯るゆるい坂道を静かに下って来る。

 傍らにいるのは「あなたと一度きりでいいか

ら風の盆に行ってみたい」と言った、小説「

風の盆恋歌」の女主人公えり子ではなく、酒

と俳句をこの上なく愛する老友だった。

十行随筆  2008年8月

 

囃す(はやす)


トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 踊 おどり

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://umajii.eiplan.net/mt-tb.cgi/56

コメントする

ウェブページ

このブログ記事について

このページは、umajiiが2008年9月24日 18:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「」です。

次のブログ記事は「稲 いね」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。